9年前に建てたお店のドアは私がこだわって輸入のビンテージレトロなドアにしました。
ガラスのレトロ感と配色の可愛さで気に入っていたのですが、、、
9年の月日が経つと日焼けと風化で流石に塗装もボロボロで煤けてきていました。

そこでお休みの日に思い切って塗り替える事にしました!
意外と工程が多くて大変!
まぁ上からペンキ塗ればいいよね〜と簡単に考えていましたが、なんのなんの!いざ始めたら「これもやるの?あれもやらなきな!」とやる事がたくさんで1日じゃ絶対終わらない(T_T)
まず、扉を外すor外さないで一悶着あり、冷房や防犯から扉は外さないで塗装する事に
そして垂れ防止にマスキングして、早速塗ろうにも前の塗料がペリペリ剥がれるのでこれを剥がなくては!と最初はヤスリやハサミでこそぎ落としていましたが、それでは埒があかない、、、
結局ホームセンターで塗料剥がし剤を購入し全体に噴霧して10分放置するとべりべりに浮き出てくるのでそれをヘラでこそぎ落とし小さいちりとりに貯めていく、、、の繰り返し。1回では取れないところもあり何度かまた噴霧して放置を3回ほどしたら塗装は剥げたのですが、長年放置していたので汚れも酷く、洗剤と水でゴシゴシ擦り汚れがでなくなるまで洗うとマスキングは完全に離れ、木の扉が水を含んでしまったのでしばらく乾かします、、、
それだけでほぼ一日を使い果たしてしまい、ある程度乾いた時に再びマスキングだけして終わりました。
やっと塗りに入ったけど、、、
翌朝、扉の木が乾いた事を確認し早速ペンキを塗る事に、、、
今回は水性のマットペンキ(黄色、薄緑、グレージュ)を使用しました!
しかし一番はじめに塗った黄色が思いの外発色が悪く、なんどもなんども重ね塗り。かなり重ねる事でだいぶ思った色になりましたが、あちこちに飛び散ってペンキって難しい、、、と思い知りました。
そこから一番内側のグレージュを塗りましたがまた気になって黄色を塗りたしたらグレージュ部分に黄色が飛び散ってしまったので、またそこにグレージュを塗り重ねたりとなかなかスムーズにいきません(~_~;)
そして後で知ったのですが木材にペンキを塗装する時は木がペンキを吸わない様にコーティング剤を塗らなければならなかったそうで、、、たしかにグレージュ部分が一度塗りのあと木がひび割れてしまってました(>_<)なのでグレージュも4度くらい重ね塗り、、、
そして二色が乾くのを待ち、また更にマスキングをやり直して今度は枠の薄緑色を塗ります。
薄緑は木が割れなかったのでスムーズに塗れましたがすこしはみ出たりしたのでまた黄色とグレージュで修正、、、
乾いたらマスキングをカッターなどで丁寧に剥がしようやく終了!!!
ドアノブを横着して保護していなかったのでドアノブにインク付きまくりです、、、

当店にいらっしゃるお客様に一番最初に目が行く場所なので明るく元気な気持ちになって頂きたいので黄色にしてみました!
内側の色は壁と雰囲気を合わせてみました!
いかがでしょうか?
甘く見ていたDIYペンキ塗り、、、
とりあえず上から塗ればなんとかなるかな?くらいに思っていたペンキ塗りですがこんなに工程が多くて大変とは思いませんでした。
そしてムラなく美しい仕上がりにするプロの方はすごい、、、
次は、、、全面塗り替えになる前こまめに綺麗を保とうと思いました!
是非周南市久米のくるくるロード(徳山東インターからまっすぐ)をご通行の際は頑張ったドア見てみてあげて下さい!



